ボルガクーファンができるまで|ガーナの職人による手仕事の制作過程

ボルガクーファンができるまで|ガーナの職人による手仕事の制作過程

ボルガクーファンって可愛いし、使いやすい。
でも、実は私が本当に伝えたいことはその先にあるんです。

当店がお取り扱いしているボルガクーファンを、だれがどんな風に、どれだけの時間をかけて作っているのか。裏側の物語を少しだけお話しさせてください。

ボルガクーファンはガーナの北部「ボルガタンガ」で作られています。ガーナといえばチョコレート!ですが、チョコレートは南部で作られており、ボルガタンガは貿易の中心地となっている首都のアクラからも遠い村。北部は天候が安定しておらず、農業が発展しにくい地域です。

 

 

 

 

 

 

ボルガバスケットは現地の方が日常的に使っているものではなく、商業用に作られています。気候に左右されないボルガバスケット産業がボルガタンガ地方の地域経済の支えになっています。世界とボルガタンガ村を繋いでいるのが、ボルガバスケットなのです。

ボルガバスケットはどんな過程を経て、作られているのか。ここからはその制作工程をご紹介させてください。

1.「割く」
クーファンの原材料エレファントグラス(水草)。まずは繊維に沿って割いていきます。


 

 

 

 

 

2.「紡ぐ」
2本を手のひらで転がし、1本の強いグラスに紡いでいきます。この紡いだエレファントグラスを何本も使って、1つのクーファンを作ります。ここまでの工程は村の女性が行っていることが多いです。

 

 

 

 

 

 

3.「染める」
火をおこし、ポットでお湯を沸かし、エレファントグラスを染めます。色同士を混ぜたり、水で流したりして、様々な色を創り出していきます。熟練の感覚を使い、同じ「オレンジ」でも、テラコッタオレンジ、ライトオレンジ、ビビッドオレンジ等、様々な表情に染めることができます。


 

 

 

 

 

4.「編む」
ここでようやく、編む工程です。色染めしたエレファントグラスを使って様々な模様を作り上げます。数日掛けて編みますが、急ぎのクーファンを夜な夜な作ってくれることも。いつもありがとう。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、ボルガバスケットは女性が編むことが多く、クーファンはほとんどを男性が編んでいます。特に当店の受注クーファンは、少し難易度の高いお仕事です。細かくコミュニケーションを取りながら、要望に沿ったデザインを頑張って作ってくれています。

最近ではクーファンチーム初の女性が加入!✨初めてのオーダーでは、柄を間違えて作ってしまい、作り直しになりましたが、日本よりも男女の役割がはっきりとしているガーナで女性が加わるのは本当にすごいこと。
彼女を全力で応援したいと思います!

5.「取り付ける」
最後に羊革でできたハンドルのレザーを取り付けます。レザー専門の職人が担当します。糸の代わりに細いレザーを使用して、レザーを取り付けていきます。とてもしっかりした作りのハンドルに仕上がります。

 

 

 

 

 

 


たくさんの工程を踏んで、ようやくクーファンの完成です!完成した後はボルガタンガからアクラへ、そして長い空の旅を経て、日本にやってきます。

たくさんの職人の手を通して作られた愛情たっぷりのボルガクーファン。
なんだか今まで以上に愛おしく感じませんか?

裏側のストーリーを感じながら、是非当店のクーファンをお手に取っていただけましたら、嬉しいです。

 

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